MEMO

ミムラが見たり、聞いたり、感じた事を気ままに書くコラムです。

Jul.200711

『よその家の麦茶』


人の家の玄関口で感じる「よその家のにおい」。無臭だとばかり思っていた我が家のにおいが、実は自分にとって無感臭なだけなんだ、と気づいた時すごくビックリした。確か4歳くらいの時だったと思う。
外でいただく自宅のものと同メーカーなのにえらく風味の異なる麦茶の正体見たり!なかにはもはや「麦茶」という枠すら感知出来ない程の個性を発揮した「その家のお茶」もありますね。
おいしいねぇこれ、ほうじ茶?…えっ麦茶?
…………ソバ茶混ぜてる?
って何度も確認してしまったり。

京都に約20日間の滞在。
ホテル暮らしでもいつの間にか「自分の部屋のにおい」になっていて、別の仕事で一泊して戻ってきた瞬間に、あ、私の気配がするぞ、と思った。シャンプーの香りとか、使っている洗濯洗剤と柔軟剤の兼ね合いとか、私そのものから発せられたものもあるんだろう。
気の抜けるような、ほっとする気配。

逆に、20日間ぶりの自宅のよそよそしいこと!
何かの小説で、人のいない部屋は一度死んでいて、電気を灯したり人が動く事で生き返る、というような表現があったけど、本当にその通りだと思う。
はやいとこ生き返ってくれー、と念じながら換気をしたり、掃除をしたり、ご飯を作ったり。
こうして諸々動いている私自身が家の心臓の役割ってことでしょうか。
そう考えると、なんだか楽しい。

2007.07.11 Wed.

News 最近のニュース

RSS feedについて