MEMO

ミムラが見たり、聞いたり、感じた事を気ままに書くコラムです。

Sep.200728

『是非とも欲しい例のあれ』


店舗中央のお菓子売り場でのおねだりは数分前に没交渉となって、お母さんはもうレジ間際の乳製品のコーナーに居るのに、菓子棚の前のフロアで鮮魚のごとくのたうち回っている子供、最近あまりみかけません。経済の潤いはこの部分まで浸透したんでしょうか。本人が全身で訴えている切実さと、ひたすら買い物に集中する周囲の温度差が何とも言えず好きなのですが。駄々っ子に遭遇する運がないだけかな。

この辺、うちの母のネゴシエーションは見事で、一度も駄々をこねたくなる状況には陥らなかった。「今度ね」と言ったら次のときは必ず買ってくれたし、我慢して何も言わなかった時も察して、自分だけで買い物に行った時に買ってきてくれたり、うまいことやってくれていました。買い与えられていた頻度は同世代の子供の中でも相当低かったと思うのだけど、それでも我慢を不満に感じないというのはすごい事だ。

想像するに子供は言葉をうまく理解、発信出来ない分、直感で感知しているところがあるから、誤摩化しや嘘を肌で嫌うのでしょう。母はそれを殆どしなかったので私も濁りなく信頼し、気持ちを切り替える事が出来たのだと思う。

この物欲に関しての切り替えスイッチは幼少期に母に設置してもらって以来未だに健在で、今も財布の事情や時間的限定で欲しい、と思ったものが手に入らなくても、ストレスを感じることは滅多にない、のだが。実は最近ひとつあった。

それは知り合いの人に見せてもらった「ラピュタ」の飛行石ストラップ!底にあるボタンで点灯して、その光の消え入り方がなんともリアルな代物。色も今まで見たどの飛行石グッズよりも近かった。あまりにも理想に近い現実の出現に思わずヨダレが出てしまってこっそりおしぼりで拭った程だ。
うおー。ストラップはいつも付けていないのだけど、これなら付けたいじゃないか。探そう、探そう。是非欲しい!
しかし世のラピュタファンの皆さんはぬかりなく網羅していて、どこも見事に売り切れ。ちぇ。嬉しいやら悔しいやら。

久々に若干のストレスを感じる物欲だった。

2007.09.28 Fri.

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