MEMO

ミムラが見たり、聞いたり、感じた事を気ままに書くコラムです。

Jul.2009 5

『お役立ち度』

時々お邪魔することになるバラエティー番組。見るのが好きな分、自分が出るとなると途方もなく緊張する。もう一週間前くらいになると最早バクバクで、実際に収録しているときは誰にもわからない程度に終始、小刻みに震えている。

この度もドラマの宣伝でいくつかお世話になったのですが、相変わらずの事前の緊張と、収録を終えての活かす当てのない脳内一人反省会でがっくりと疲れてしまった。

やっている最中も緊張で早口になるわ、これではいかんと一生懸命普通に振る舞おうとして逆に緩みすぎ、趣旨から離れた言わなくとも言いことをちゃんと頭で整理もせず零してしまったり……。本当に「お邪魔」でしかない存在で申し訳ないことです。

普段している仕事だってまだ一人前とは言い難いけれど、フィールドが違うと本当に自分の出来ることの少なさに愕然とします。さらに、普段している仕事のフィルターの多さも実感。悪い意味でなく、「作り物」の内部でパーツとして働いていると、生身に弱くなるのだろうか。

今現在起きていることに対応し続けられるって本当に凄い能力だと思う。リアルの強み。演じることが煮込み料理だとすると、バラエティーは刺身のようなもの、と、ある方から聞きましたがまさにそんな感じ。

煮込み料理って入れる手順間違えても、まぁ何とかなっちゃうもんなぁ。ある素材がそこそこでも、他の素材と調味料と火加減とで、なんとでもしてもらえる。刺身はそうはいかない。どんだけ紫と山葵が美味しくたって、素材自体が美味しくなければ、誰にでもわかってしまう。


ああっ色々考えたら余計こわくなったっ。

どんな料理も素材が良いに越したことはないわけで、人様に召し上がっていただく以上、素材磨きは必須。という当たり前のことが、今更身にしみるのでした。

2009.07.05 Sun.

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